検索表示順位アップのための運用タスク(SEO運用チェックリスト)

Practice & Others

検索順位は「記事を公開して終わり」では上がりにくく、計測→発見→改善→検証を回す“運用”で伸びます。
このページは、検索順位チェック/キーワードチェック/技術チェック/改善の優先順位付けを、すぐ使えるチェックリストとしてまとめたものです。
(※ゼロからの作り方は「① 0から検索順位を上げていく方法」を参照)


この記事の前提(追うべき指標)

目的:検索結果での露出とクリックを増やし、最終的に成果につなげる

検索順位だけでなく、次もセットで追います

  • 表示回数(Impressions):露出が増えているか

  • クリック数(Clicks)/ CTR:タイトル・スニペットが効いているか

  • 平均掲載順位(Average position):上げる余地があるか

  • CV(成果):順位が上がっても成果が出なければ改善が必要


まず整えるべき「運用の土台」チェック

チェックできる状態になっていないと、順位チェックも改善判断もブレます。

  • Google Search Console(GSC)を導入済み

  • GA4(または計測ツール)で主要CVを計測できている

  • XMLサイトマップ送信済み、重要URLが拾えている

  • robots.txt / noindex の意図しない設定がない

  • 主要テンプレート(記事・カテゴリ等)でモバイル表示崩れがない

  • 主要ページのタイトル/ディスクリプションが重複しすぎていない

  • 更新履歴(いつ何を変えたか)を残す運用になっている


運用頻度別チェックリスト(このページの核)

毎日(異常検知と火消し)

“落ちてから気づく”を防ぐタスクです。

  • GSCの「手動による対策」「セキュリティの問題」に通知がない

  • 主要ページ(上位10〜30)の順位に急落がない(変動の有無だけでもOK)

  • 主要LP・申込フォームが正常に動く(CVが止まるのが最悪)

  • 重要ページがインデックス不可になっていない(誤noindex/誤canonical)

  • 新規公開した記事がインデックスされているか確認(未登録なら原因当たり)

異常が出たときの一次切り分け(5分で)

  • GSCで「そのURLがインデックスされているか」

    • されていない → 技術側(noindex/canonical/クロール)を優先

  • GSCで「検索パフォーマンスが落ちているのか」

    • 順位/CTR/表示回数のどれが落ちたかを見る

  • 変更ログ(CMS更新、テンプレ改修、内部リンク変更)を確認

    • 原因特定が早くなる(特にWordPress更新やプラグイン更新)


毎週(順位・キーワードの伸びしろ発見)

“改善のタネ”を拾うタスクです。

  • GSCで直近7日 vs 前週の比較(クリック/表示回数/CTR/順位)

  • 順位11〜20位のクエリを抽出(最も上げやすいゾーン)

  • CTRが低いページを抽出(タイトル/説明文の改善対象)

  • クエリとページの紐づきが不自然でないか(意図しないページ=カニバリ疑い)

  • 新しい検索クエリが増えていないか(FAQ追記・見出し追加の材料)

  • 内部リンクの追加候補を洗い出し(上位記事→伸ばしたい記事へ自然に送る)

  • 競合の検索結果を目視確認(共通点:構成、FAQ、一次情報、比較表など)


毎月(コンテンツ改善とサイト健全性)

“効く改善”にまとまった時間を使うタスクです。

A. コンテンツ(伸ばす/直す/統合する)

  • 重要テーマの代表記事(柱)と、関連する記事群(クラスター)が成立している

  • 伸び悩み記事の改善(チェック観点)

    • 検索意図に対する答えが冒頭にある

    • 具体手順・注意点・判断基準が不足していない

    • 古い情報・古い画面キャプチャを更新した

    • 体験・事例・比較(条件つき)が追加できている

  • 内容が薄い/重複が多い記事は「統合(リライト)or noindex」を検討

  • カニバリを解消(統合・役割分担・内部リンク整理)

B. 技術(落とし穴の掃除)

  • 404/ソフト404、不要なリダイレクトの増加がない

  • canonical が意図通り(カテゴリ・パラメータ・重複URL)

  • パンくず/カテゴリ設計が分かりやすい(迷子ページが減る)

  • 表示速度(特にモバイル)に大きな劣化がない

  • 構造化データ(FAQ等)を入れている場合、崩れていない


四半期(戦略の見直し:勝てる型を作る)

“運用の改善”をするタスクです。

  • 上位獲得できた記事の共通点を分析(文字量ではなく「満たしている要件」)

  • テーマ別に「勝てる検索意図」を再定義(情報収集/比較検討/実行手順)

  • 内部リンク設計を棚卸し(重要ページへ票を集める)

  • 更新が必要な記事の優先順位を付け直す(成果・潜在性・作業量)

  • 著者情報・運営者情報・ポリシーの整備状況を確認(サイトの信頼性)


「検索順位チェック」実務のコツ(見落とし防止)

  • 順位は“数字”より“変化”が重要

  • 順位だけ追わない:表示回数が増えて順位が少し下がるのは自然なこともある

  • 前期間比較で見る:直近7日/28日を前期間比較すると異常が見えやすい

  • 対象を絞る

    • 重要ページ(成果に効く)

    • 伸ばしやすいページ(11〜20位)

    • CTR改善で伸びるページ(表示回数が多いのにクリックが少ない)


「キーワードチェック」実務のコツ(改善に直結)

次の3つを毎週または毎月で拾えると強いです。

伸びしろクエリ(11〜20位)

  • 追記:見出し追加、FAQ追加、定義の明確化、比較表、具体例

  • 内部リンク:関連上位記事から自然に送る

意図ズレクエリ

  • そのクエリの答えが記事内にない → 見出しを追加

  • そもそも狙うべきでない → 別記事に分けて内部リンクで接続

カニバリ

  • 同じ意図のページが複数ある → 統合して1本を強くする(最優先で効きやすい)


そのまま使える:運用チェックリスト(コピペ用)

毎日

  • 手動対策/セキュリティ問題なし

  • 主要ページ順位の急落なし

  • 主要CV導線が正常

  • 新規記事がインデックス済み(未なら原因確認)

毎週

  • GSC 7日比較(クリック/表示/CTR/順位)

  • 11〜20位クエリ抽出→改善対象化

  • CTR低いページ抽出→タイトル/説明改善

  • カニバリ疑いチェック

  • 内部リンク追加候補の洗い出し

毎月

  • 重要記事のリライト(意図・手順・注意点・根拠の補強)

  • 重複/薄い記事の統合・整理

  • 404/リダイレクト/canonical/モバイル表示の確認

  • 表示速度劣化がないか確認

四半期

  • 勝ちパターン分析(上位記事の共通要件)

  • テーマ戦略と内部リンク設計の見直し

  • 運営者情報/ポリシーの棚卸し


仕上げ:このページに入れると強い要素(SEO+実用)

  • チェックリストを頻度別にまとめた「折りたたみ(FAQ風)」

  • 「順位が落ちた時の切り分けフロー(図)」

  • 「改善優先順位の付け方(Impact×工数の表)」

  • 運用ログのテンプレ(例:日付/変更内容/対象URL/狙い/結果)

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