1. 3週間目の現状:いま起きていること(事実ベースの整理)
初動の3週間目で一番大きい変化は、「作ったページが、検索エンジン側に“存在”として認識され始める」フェーズに入ったことです。
実際、公開から数日〜1週間程度で、Google側でインデックス(登録)が進み始めていることを確認しました。
また、急いで登録させたいページについては、Search Console の **URL検査(インデックス登録リクエスト)**で個別に促すことも可能です。ただし、送信には上限があり、同じURLに連続でリクエストしてもクロールが早まるわけではない点は押さえておきたいところです。
2. サイト構成:あとから気づいて追加していったこと
初動は「記事を書く」ことに意識が寄りがちですが、実際は “棚(情報設計)”の出来が、その後の伸び方を決める印象があります。3週間目の時点では、次のような追加・調整が効いています。
ルーチンで増やしていける用語集のページを作りました。
一覧ページ(まとめページ)を作り、詳細ページへ誘導線を設置
詳細ページでは、独自の強みを持たせるよう「秀逸ポイント」や「Killer Question」を持たせるようにしました。
- タイトル横に 📄(詳細ページの意味)などの視認性の高い記号を統一して付ける
noindex にすべき領域(例:運用メモ、軽量ログ)と、indexable にすべき領域(用語解説など)を分ける
カテゴリやタグの扱いを「増やせば良い」から「検索に出すべきものだけ整える」に寄せる
ここは後で見返したときに「いつ、何を足したか」が価値になるので、追記ログを残していく予定です。
3. ドメイン名検索で“価値の高いページが上位に見える”ときの考察方法
ドメイン名で検索すると、(その時点での)検索エンジン側の評価が相対的に反映されやすく、**「意外なページが上位にいる」**ことがあります。これは、初動ではむしろチャンスです。
意外なページが上位だった場合、私は次の順で考察します(再現性が高い順)。
1. まず「検索結果に出ているタイトル・説明」が強いか
タイトルが内容を正しく表し、クリックしたくなるか
余計なプレースホルダー(カテゴリ名だけ等)になっていないか
→ ここで改善余地があれば、タイトル最適化だけで伸びることがあります(初動は特に効きやすい)。
2. Search Consoleで「そのページが出ているクエリ」を確認
狙っていないクエリで出ているなら「検索意図に刺さる要素」がそのページにある
狙いクエリで出ているのにCTRが低いなら、タイトル・ディスクリプション改善が最優先
(初動はまだデータが少ない前提で、少数データでも傾向を見るのが目的です。)
3. 内部リンクの入り方(“どこからリンクされているか”)を見る
一覧ページ(ハブ)からリンクされ、サイト内で重要扱いされているページは強くなりやすい
逆に、孤立ページは評価が育ちにくい
→ 上位にいるなら、そのページをハブにして周辺用語や関連ページを増築し、「強化ページ(クラスターの中核)」にしたいところです。
4. 競合の検索結果と見比べて“勝ち筋”を言語化する
- 何が競合か?なども作ってみて改めて気づくことも多いです。それらも参考にキーワードが漏れていないか、こういう書き方をすればページ深度が進むのか等を言語化していき、次の一手に備えていきたいと思っています。これも走り出して改めて気づくことだと思います。
4. インデックス関連
1. 初動ではキーワード精査より「インデックス健全性」と「見出し設計」を優先
3週間目は、まだ検索ワードの最適化(精査)よりも、以下の整備が効きます。
インデックスの健全性:不要なページが増えすぎていないか、重複がないか
カテゴリ・タグ設計:検索に出す意味のあるアーカイブだけを育てる
内部リンク:一覧→詳細、詳細→関連、の回遊を作る
記事テンプレ:用語記事の型を固定(後述)
2. ネガティブチェック:カテゴリページが上位に来ている
カテゴリページが上位に来ていました。それ自体は悪ではありませんが、**「カテゴリ名がそのままタイトル」**だと意味が薄く、検索結果で弱くなりがちです。ここは3週間目で手当てしておくと後で効いてくると考え、リライトしました。
私がやる優先順位は次の通りです。
検索表示用のタイトルを整える(カテゴリ名だけ、を卒業する)
カテゴリ説明文を“導入文”として機能させる(そのカテゴリで得られる価値、対象読者、代表記事リンク)
出す価値のないアーカイブは noindex(薄い一覧が増える=インデックスの質が薄まる)
パンくず・内部リンクでカテゴリを“ハブ”化(カテゴリページを「ただの一覧」から「解説+導線」に昇格)
5. その他(こまかなこと)
1. Bing登録の抜けを回収:Google Search Consoleからの取り込み
Bingの登録が漏れていたため、Bing Webmaster Tools を追加で整備しました。
この手の作業は後回しにしがちですが、Bingは Google Search Consoleの情報を取り込む形で登録を簡略化できるので、初動の負担はそこまで大きくありません。
2.ページの更新状況を知る
デフォルトのWordPressでは、更新日が分かりません。人気ページは積極的にSEO対策のためにも意識的にリライトして更新していく必要があります。その更新状況を把握するために、「WP Last Modified Info」を入れました。それによって、最終更新の日時が一覧画面に表示されます。この最終更新も考慮して、自分なりの優先順位(PVが多い、定期的な更新、注力ページなど)をつけて更新作業をしていく必要があります。(投稿一覧、固定ページ一覧)
3. Contact(お問い合わせページ)からの送信をCVカウントに
Contact(お問い合わせページ)からの送信に対して、コンバージョン(CV)のカウントができるようにカスタムイベントを設定する。そのために別途Thanksページを用意し、そのページビューがなされることでCVと判定されるように仕込む。
ツールはContact Form 7を使用。「送信」時のメールのデフォルトはサイト管理者へのメール。メール2がフォームに書かれたメールアドレスへの送信で、ここにお礼メールを記述。
また、メール送信画面をセットすると、スパムメール送信されかねないので防止のためにGoogleのreCAPTCHAをセットする。
私はロリポップサーバーを使っていますが、このContactページや下のA/BテストでCocoon設定ページを更新するときは、403エラーが出ます。このエラーを回避するためには、ロリポップサーバーの管理画面からセキュリティ-WAF設定でWAF設定を一時的に「無効」としその後作業が終わると元に戻すという工程が必要です。あと作業が終わったら、また「有効」に戻ることも決して忘れてはいけません。
4. A/Bテストの設計と試用開始
A/Bテストは高額なツールがなくても可能です。ただjs(javascript)は必要です。ですが、以前のように自分で書く必要はまったくありません。生成AIに適切な投げ掛けをして設定の仕方も聞けば、教えてくれます。想定通り出ているかをチェックするテストプランも作ってくれます。
またmarketing-ai.biz上で実施しているA/Bテストは結果も含めてレポートしたいと思います。
5. sitemap.xmlの確認
sitemap.xmlを確認したところ、最終更新日時が “1970-01-01 09:00″となっているページを多数確認。原因を調べると、category用のパーマリンクのようでした。最終更新日時が古いものが含まれると悪影響が懸念されるため、下記の設定を行いました。
項目:AIOSEO XMLサイトマップ設定(タクソノミー)
変更内容:サイトマップ内の「カテゴリー」を ON → OFF に変更(タグもOFF) → 変更を保存を押下
理由:カテゴリ(アーカイブ)に
lastmod=1970-01-01が出力されるケースがあり、実体の薄い分類ページをサイトマップに含めるメリットが小さいため。サイトマップは「投稿+固定ページ」に絞って品質を担保する。lastmod=1970-01-01 はクローラの更新シグナルとして不自然で、更新日時ヒントが無視される/ノイズになる可能性があるため、サイトマップから分類ページを除外した。期待効果:サイトマップのノイズ削減(1970問題の解消)、クロールの集中、薄いアーカイブのインデックス抑制
確認方法:
/sitemap.xmlを確認し、カテゴリURL(/category/.../)が出力対象から外れていることを確認(外れていない場合はキャッシュの影響あり。キャッシュを削除して再処理)- 今後の方針:将来、カテゴリをハブページとして編集・運用(説明文/内部リンク設計)する場合は、カテゴリをサイトマップに再度含めることを検討する。
7. 外部メディア活用:ブログ紹介サイトへの登録
初動では、外部メディア(ブログランキング等)への登録も行いました。
この施策の価値は「爆発的流入」よりも、次の2つに置いています。
“初期の露出”の確保(ゼロ→1を作る)
外部プロフィールの整備(サイトの信頼性シグナルを少しずつ増やす)
成果検証は短期では難しいため、3か月後に「指名検索や参照流入に効いたか」を追記します。
(※1)初動期に陥りやすいミス
ここは、実際に私が引っかかりやすかった(または調査して手当てした)論点を、再発防止チェックリストとして整理します。
1. URL・インデックス周り
wwwあり/なし、http/https の混在(=重複扱いリスク)
Search Consoleを複数プロパティで管理して混乱(最終的に“軸”を決める)
公開直後にページを削除して、404が増える
対策:削除ではなく統合、必要ならリダイレクト
2. アーカイブ(カテゴリ・タグ)周り
タグ乱立で“薄い一覧ページ”を量産
カテゴリページが上位に来たのに、タイトルがカテゴリ名だけで機会損失
noindexの判断が遅れて、不要ページがインデックスに溜まる
3. コンテンツ運用周り
内部リンクを貼らず、記事が孤立する
“記事を書いたら終わり”になり、リライトの優先順位が作れない
用語記事のフォーマットが毎回ブレて、量産効率が落ちる
(※2)無料で使いたい・使えそうなツール(+追加の紹介)
すでに使っている無料ツールは、方向性としてとても良いです。
検索ボリュームの目安を見られるツール(連結キーワードにも対応)Aramakijake
指定URLが、指定キーワードで何位かを簡易チェックできるツール(複数キーワードをまとめて確認)検索順位チェッカー+1
加えて、3週間目の段階で“無料で効く”のは次です。
1. インデックス・構造化・品質チェック
Google リッチリザルト テスト(構造化データが意図通りに解釈されるか)Google+1
Lighthouse(Chrome DevTools)(Performance/SEOなどの基本監査)Chrome for Developers
2. 表示速度・UX(初動で放置しない)
PageSpeed Insights(コアウェブバイタル含む速度評価)デジタルアイデンティティ
3. サイト内の技術監査(無料で十分戦える範囲)
Screaming Frog SEO Spider(無料版):500URLまでクロールでき、タイトル/ディスクリプション/重複などの棚卸しに強いアユダンテ株式会社
4. 技術SEOの補助(無料枠の活用)
Ahrefs Webmaster Tools:無料でサイト監査系の機能にアクセスできる導線が用意されているAhrefs+1
(※3)検索順位アップのために
1. 順位チェックで「5つのキーワード枠」をどう設計するか(→セットのコツ)
結論、5枠は「思いつき」ではなく、役割を分けて設計するとブレません。
おすすめの型はこの5つです。
本命(1つ):そのページの“主題”ど真ん中
準本命(1つ):本命の言い換え(同義語・表記揺れ)
ロングテール(2つ):3〜5語程度で、意図が明確なもの(初動で現実的)
ブランド/指名(1つ):サイト名やペンネーム等(指名検索の育ちを見る)
ポイントは、「同じ意図の言い換え」で枠を潰さないことです。
5枠は少ないので、何通りかパターンを作って、「違う意図(調べたいこと)」が混ざるように設計するのが良さそうです。
今はこれらのチェックリストでチェックするようにしています。
2. 忙しいときでも見る「最重要5つ」(まずはトップページで固定)
推奨チェックURL:トップページ(/)
marketing-ai.biz
AIマーケティング
AIマーケティング 用語集
マーケティング フレームワーク 一覧
行動原理 マーケティング
狙い:
1は「指名」の立ち上がり確認
2〜5は「サイトの看板テーマ」が検索側に理解されているか(初動の方向性チェック)
3. 次に見ておきたい重要5つ(セット1:AIO/SEO文脈)
推奨チェックURL:AIO記事、またはトップページ(/)
AI Optimization(AIO)
AIO SEO 違い
ゼロクリック検索 対策
引用される コンテンツ 設計
AI時代 リード獲得
狙い:
競合が強い単語を避けつつ、「AIO × 実務(対策/設計/獲得)」で意図を絞る
4. 次に見ておきたい重要5つ(セット2:行動原理・バイアス棚)
推奨チェックURL:/behavioral-principles/(一覧ページ)・・・適宜人気ページにスイッチ
行動原理 用語集
損失回避 マーケティング
プロスペクト理論 マーケティング
ナッジ マーケティング 事例
アンカリング効果 マーケティング
狙い:
「用語単体」より **“マーケティング文脈”**で連結し、検索意図を寄せる
一覧ページで“棚ごと”評価を育てる(後で個別記事にも波及)
5. 次に見ておきたい重要5つ(セット3:フレームワーク棚)
推奨チェックURL:/marketing-frameworks/(一覧ページ)・・・適宜人気ページにスイッチ
マーケティング フレームワーク まとめ
PESTEL とは
STP分析 とは
3C分析 とは
カスタマージャーニー 作り方
狙い:
一覧ページは「一覧/まとめ」系で勝ちやすい
代表フレームワークは、今後の個別記事増築の“中核”になる
6. トップページは一般ワードで勝てない。だから“連結キーワード”で勝つ(→どう連結する?)
初動のトップページで「マーケティング」「AI」単体のような一般ワードで上位に入るのは現実的ではありません。初期は 連結(複合)で勝ちに行くのが合理的です。
1. 連結キーワードの作り方(実務で使う型)
トップページで狙うなら、次の型が扱いやすいです。
領域 × 対象:AIマーケティング × 担当者 / 事業会社 / BtoB
領域 × ニーズ:AIマーケティング × 用語集 / フレームワーク / 事例
領域 × アクション:AIマーケティング × 進め方 / チェックリスト / KPI
“用語集・フレームワーク・チェックリスト”のような 情報資産型の語を混ぜると、初動でも検索意図が明確になり、勝ち筋を作りやすいかもしれません。
2. どのページで何を追うべきか
トップページ:サイトの看板(指名+サイトの代表テーマの複合)
用語記事:用語+「とは/意味/使い方/例」
一覧(まとめ):カテゴリ名ではなく「一覧/体系/早見表」的な複合
この棲み分けができると、順位計測の数字が「次に何を書くべきか」に直結します。
7. ルーチンコンテンツ案:用語集を“資産化”する設計
3週間目の段階で、用語集を「単なる定義」から **“使える知識(秀逸ポイント付き)”**に寄せました。ここをさらに資産化していきたいと考えています。
6. 総括:いまは“爆発的成長の下準備”をしている段階
3週間目は、アクセスや順位で一喜一憂するよりも、次の状態を作れているかが重要だと整理しました。
インデックスが健全に進む(重複や薄いページを溜めない)
一覧→詳細の導線があり、内部リンクでテーマが束ねられている
用語集など、量産できて“資産になる型”が固まっている
無料ツールで「観測→判断→改善」のループが回り始めている
引き続き、丁寧に作っていきたいと思っています。また何かお気づきの点がございましたら、コメント欄からアドバイスいただけると嬉しいです。



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